僕は元々東京でエンジニアとして働いていましたが、脱サラして移住、研修後みかん農家になりました。
伯父が桃・りんご農家で、子供の頃から毎日のように美味しい果物を食べてこれ、それがとても幸せでした。
高校時代、授業中に先生から不意に
「何か悩みはないか?」
と質問され、
「なんで生きているんだろう」
と答えてしまい、クラスメイトに笑われたことがあります。
悔しくて、その後自分なりに見つけた答えが「地球に貢献する」ということでした。
ゲームを作る仕事に就きたいと学んでいましたが、ゲームは人をダメにする側面に気づきました。
「多くの不必要な活動が、忙しさや環境破壊の元凶になっている」(ラリー・ペイジ)
仕事や生活について、いつか地方で自然に囲まれてのんびり暮らしたいと思うようになりました。
海と山に囲まれて、毎日フルーツを食べ、地球に貢献する。
僕にとってそれはみかん農家のことでした。
みかんと言えば愛媛、愛媛みかんと言えば宇和島市吉田町。
そんな感じで移住を決めました。
紆余曲折ありましたが、ようやく自分にあった道を歩み出したと思います。